第166回 隆太窯コンサート
2017年 10月22日(日)
会場: 隆太窯
開場: 6時
開演: 6時30分
チケット代: 10,000円
定員: 60名
2017年、秋のコンサートは、シギスヴァルト・クイケン氏による
ヴァイオリンリサイタルです。
是非、皆様と一緒にバッハの美しい調べを堪能いたしましょう。
シギスヴァルト・クイケン ヴァイオリンリサイタル
出演: シギスヴァルト・クイケン (バロックヴァイオリン)
~プログラム~
J.S. バッハ : 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ 第1番 ト短調 BWV1001
アダージョ フーガ シチリアーナ プレスト
無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第3番 ホ長調 BWV1006
プレリュード ルール ガヴォットとロンド メヌエット1,2 ブーレ ジーグ
無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第2番 ニ短調 BWV1004
アルマンド サラバンド ジーグ シャコンヌ
ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラを持って。
プロフィール
1944年ブリュッセル近郊生まれ。1964年にブリュッセルの音楽院を卒業。
若い頃から、兄ヴィーラントとともに古楽に親しみ、独学で17~18世紀の演奏
技術と演奏習慣を徹底して身につけた。 これを契機に1969年、あごで楽器
を支えず自由に肩に持たせかける奏法をはじめ、これはヴァイオリン音楽への
アプローチに決定的な影響を及ぼし、1970年代初めから多くの奏者たちによっ
て続々と採用されることになった。 1964年から1972年までの間、アラリウス・ア
ンサンブルの一員として活動し、その後も兄弟であるヴィーラントとバルトルド、
グスタフ・レオンハルト、ロベール・コーネン、アンナー・ビルスマ、フランス・ブリ
ュッヘン、ルネ・ヤーコプスと個性的な室内楽プロジェクトを立ち上げている。
1972年ラ・プティット・バンド結成。
シギスヴァルトは恒久的なリーダーとして精力的な活動を続けている。
1986年クイケン弦楽四重奏団結成。
1998年以来、しばしば「モダン」の交響楽団を指揮し、シューマン、ブラームス、メ
ンデルスゾーンなどのロマン派のレパートリーにも取り組んでいる。
2004年シギスヴァルトの研究により復元された「ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ」で
バッハ時代のチェロ・パートを演奏し注目を集める。
1971年から1996年までハーグ音楽院、同時に1993年から2009年はブリュッセル
の王立音楽院で教鞭をとっている。その他、ロンドンのロイヤル・カレッジ、シエナ
のキジアーナ音楽院、ジュネーブ音楽院、ライプツィヒ音楽大学等で客員教授と て教えている。
2007年2月にルーヴェン・カトリック大学より名誉博士号を授与、
2009年2月にはフランドル政府より「生涯功労賞」が授与された。
(十八世紀音楽祭協会HPより)
*演奏の後に、演奏家の方を囲んで立食パーティーもございます。
ご報告
台風21号接近の折、当日も大変気をもむコンサートとなりました。
とはいえ、クイケンさんは、まっしぐらに来窯して下さいました。
雨風の中、60人近いお客様もお越しになり、感激のコンサートとなりました。
皆様、本当にありがとうございました。
通訳の佐藤さんを交えて説明がありました。
高い湿度、気温等など、悪条件にもかかわらず、
高い技術で演奏されました。
拍手喝さいです!
クイケンさん、遠いところ、わざわざお越し下さり、
本当にありがとうございました。
そして、足もとの悪い中、お越し下さいました皆皆様、
本当にありがとうございました。
おかげさまで、思い出深い、味わい深い、
良いコンサートとなりました。
ともに経験した、古楽への思いを、一生忘れません。
ありがとうございました・・・。