『中里健太 陶展』  柿傳ギャラリー


会場   柿傳ギャラリー

     東京都新宿区新宿 3-37-11 安与ビルB2階

     03-3352-5118 

会期   2024年 4月 20日(土)~25日(木)

     午前11時~午後7時 (最終日 25日は午後5時まで)

在廊日   会期中、 全日在廊予定 

 

 

唐津焼きの大御所たる中里隆さんと中里太亀さんの親子が築いた隆太窯は、唐津市内の風光明媚な谷合にあります。四季折々に美しい姿を見せ、窯内にはせせらぎも流れ、旅人を温かく出迎えてくれる素敵な窯元です。そして、中里家の皆様のおもてなしにいつも心を打たれます。  

 今回、ご案内する中里健太さんは、中里太亀さんのご長男で、まっすぐに陶の道を進、いわゆる隆太窯の三代目です。昨年4月、幣廊で健太さんの東日本初個展を開催し、お陰様で唐津焼きを愛する皆様で活況を呈しました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。 

 健太作品の魅力は、お祖父様やお父様とも違うのだけど、でもお祖父様からの流れをきちんと捉え、ロクロの技もさえわたり、その使い勝手も抜群な事でしょう。ご案内の通り、隆太窯のロクロは一般的な電動ロクロではなく、足で蹴って回す蹴ロクロです。かくいう私も下手の横好きなるドラムレッスンにその昔通っていたので、両手と両足を別々に動かすことのなんと難しいことか・・・。蹴ロクロの陶技を拝見する度にすごいなぁと感じ入ります。

 ゴールデンウィークの直前で新宿の街も浮き立つ頃に開催する本展では、最新作のうつわや茶陶の作品を発表いたします。是非お手に取り、前途洋々たる若き陶工に厳しきご指導を頂ければ幸いです。さて、この拙稿を認めている10日後に、私は隆太窯に向かいます。健太さんと再開できることが今から楽しみでなりません。

                                                        店主 安田尚史

 

 

 

皆様に、ぜひご覧いただきたく、ここにご案内いたします。

どうぞお気軽にお越しください。

 

一部作品紹介 (サイズは省略させていただきます。)

絵唐津水指




焼しめ叩き水指

 

 

焼しめ徳利花入





絵唐津大皿





焼しめ両口





絵刷毛目徳利




黄唐津ぐい呑





焼しめ平皿




斑唐津向附





 



 

様々に制作した作品の数々、多数出品しております。

窯出したばかりの新作も並びますので、是非ご覧下さい。

(作品についてのお問い合わせは、柿傳ギャラリーまでお願いいたします)