第156回  隆太窯コンサート

H21年 5月19日、

爽やかな天気にも恵まれ、コンサート日和でした。

今日のお客様は、初めての方も多く
緊張した静けさ。

その中、ひときわ響くカエルの鳴き声…。(田植えの時期でした。)
暑いのを我慢して、窓を閉めました。

古楽器というのは、特に弦楽器は、温度、湿度、風などに影響を受けやすい、デリケートな楽器です。

前田りり子さんの説明に、驚いたり感心したり・・・。
古楽器は初めての方も、しっかりその世界に浸りました。

天然空調の隆太窯では、とても気を使います。…が、成す術があまりありません。
カエルの鳴き声に気をつけながら、少ーし窓を開けたり閉めたり。

デリケートでやわらかい、しかし迫力の有る音に耳を傾け、楽しむのみです。

リハーサルも無事に(?)終え・・・、
   (嫌な虫にも邪魔されず)

演奏家の方の素顔に触れれば触れるほど、
努力と情熱と才能に裏打ちされた芸術の魔力に、
またまた虜になる私達でした。

客席の用意も終え・・・、

コンサートの後は、星空の下、演奏家の方々と
屋外で語らいます。
グラス(カップ)を携えて。

(演奏の合間に撮影。
平尾雅子 [ヴィオラ・ダ・ガンバ]
ロベール・コーネン [チェンバロ]
前田りり子 [フルート])

夕刻の18時半、開演しました。

平尾さん、ロベールさん、前田さん、素晴らしい演奏をありがとうございました。